トヨタ紡織など3社、輸送機器用内装材事業を統合

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ紡織、川島織物セルコン、豊田通商の3社は、輸送機器用内装材事業の統合新会社設立で最終合意し、統合契約を締結した。

世界的な自動車生産台数減少の影響や、激しいコスト競争によって輸送機器用内装材事業を取巻く環境は構造的に厳しい状況にある。激化する競争に勝ち抜くため、合理化や効率化を進めるとともに、世界市場の需要に対応できるグローバル化の推進や、機能性、デザイン性の向上を目指した商品開発力を強化することが喫緊の課題となっている。

こうした状況から3社は2009年6月、輸送機器用内装材事業を統合することで基本合意し、その後詳細を詰めてきた。

事業統合のため、川島織物は、2010年4月1日付けで、自動車・列車・航空機内装材事業を分社化し、これを3社が2009年12月22日に設立した新会社「TBカワシマ」に事業を移管する。トヨタ紡織は、2010年4月1日付けで、輸送機器用内装材事業を分社化し、TBカワシマに事業を移管する。TBカワシマは2010年4月1日付けで、龍村美術織物エーアイを吸収合併する。

川島織物は、2010年4月1日付けで、保有するTBカワシマ株式の一部を、トヨタ紡織と豊田通商に譲渡する。

《レスポンス編集部》

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