ボルボは7月に2010年モデルとしてラインナップを一新。装備の見直しや燃費性能の向上により商品力を大幅に高めた。ボルボの基幹モデルであるステーションワゴン『V70』では、449万円のエントリーグレード「ノルディック」を追加したほか、トップグレードの「T6 TE AWD」も699万円からと他社のプレミアムステーションワゴンに対し戦略的な価格を打ち出したことがトピックだ。
ノルディックと2.5T LEに搭載される「2.5Tエンジン」は出力を約16%向上し170psとしながら、燃費性能を10・15モード燃費で約10%向上し9.5km/リットルとした。また、『XC60』への搭載で話題となった「追突軽減オートブレーキシステム」をT6 TE AWDに標準装備、他グレードでもオプション選択可能とするなど「安全性能のボルボ」のブランド力を更に高める仕様としている。