日本自動車販売協会連合会が発表した2009年のブランド別新車登録台数によると、ホンダ、レクサス、ダイハツが前年を上回った。
ホンダは『インサイト』や『フィット』、『フリード』が好調で前年同月比9.4%増の46万3356台となり、シェア2位で同13.5%減の46万5063台だった日産に約1700台差にまで迫っている。
トヨタは『プリウス』が好調だったのに加え、後半に巻き返したものの、前半のマイナス幅が大きく、同6.7%減の134万6419台にとどまった。ただ、シェアは46.1%となった。
マツダは同17.2%減の15万5046台と低迷。スバルは同11.2%減の7万5492台となり、シェア5位に浮上した。好調な販売が続いてきたスズキは同19.2%減の6万4835台と不振だった。三菱自動車は同14.8%減の5万6215台と落ち込み、シェア7位だった。
レクサスは『HS250h』の効果で同8.6%増の2万8167台と前年を上回った。
トラックブランドは4社とも大幅な落ち込みで、いすゞが同38.5%減、日野が同39.9%減、三菱ふそうが同45.5%減、日産ディーゼルが同44.8%減となった。