大手3社の09年米国販売は2割減

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自動車各社の米国販売会社が5日発表した2009年の米国新車販売統計によると、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車はいずれも前年実績をほぼ2割下回る結果となった。

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トヨタは08年比20.2%減の177万149台で、約208万台だった米GM(ゼネラルモーターズ)に次ぐ2位をキープした。こうのうちトヨタブランドは20.6%減の155万4174台、レクサスブランドは17.0%減の21万5975台となった。

ホンダ(アキュラ含む)は19.5%減の115万784台、日産(インフィニティ含む)は19.1%減の77万103台だった。09年の米市場は21.2%減の1042万9553台。27年ぶりの水準に落ち込み、1300万台を超えた中国を下回った。

09年12月の米市場は2ケタ増の回復を見せており、前年同月実績に対しトヨタは22.9%増、ホンダは15.6%増(いずれも営業日調整後)、日産は19.1%増と高水準の販売になった。アメリカンホンダモーターのジョン・メンデル副社長は「トンネルを抜け、市場は安定しつつある」と見ている。

《池原照雄》

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