スバルオブアメリカは5日、2009年の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は過去最高となる21万6652台で、前年比は15.4%増。厳しい市場環境の中、韓国のヒュンダイ、キアとともに前年実績をクリアした3社に名前を連ねた。
車種別で見ると、乗用車系では新型『レガシィ』が牽引。昨年5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が前年比25%増の5万5356台、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)が37%増の3万0974台と好調だ。しかし、『インプレッサ』は5%減の4万6611台にとどまった。
ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が前年比28%増の7万7781台をセールスし、スバルオブアメリカの最量販車に君臨。ただし、中型SUVの『トライベッカ』は46%減の5930台と苦戦した。
スバルオブアメリカの2009年販売は、2006年の20万0703台を上回る過去最高の結果。同社のティム・コルベック上級副社長は、「2010年も、商品、マーケティング、ディーラーネットワークの相乗効果で、さらなる成長を狙う」と鼻息は荒い。