日産自動車は、『スカイラインセダン』と『スカイラインクーペ』をマイナーチェンジし、1月6日から発売開始した。
今回のマイナーチェンジでは、セダンに新デザインのフロントグリルやバンパー、ヘッドランプ、アルミホイールなどを採用した。スポーツグレードである「Type SP」と「Type S」には、ワイド感と低重心感を演出する専用エクステリアを設定し、よりアグレッシブなスポーティ感を表現した。
また、2.5リットルの2WD車に、3.7リットルモデルに搭載している7速オートマチックトランスミッションを採用した。燃費を向上し、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)による減税措置に適合した。これにより、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。
セダン、クーペともに、オートマチック車のセンターコンソールフィニッシャーをボリューム感のある新しいデザインに変更し、センターアームレストもコンソールと一体感のある形状に変更した。このほか、地デジチューナーを内蔵し、『iPod』などとのUSB接続を可能とするなどエンターテインメント機能を充実させたHDD方式の「カーウイングスナビゲーションシステム」や、「インテリジェントエアコン」に新型プラズマクラスターイオンを採用し、より快適な室内空間を目指した。
マイナーチェンジに合わせてグレード体系を一部見直し、セダン、クーペともに、低価格の「Aパッケージ」を新たに設定した。
価格はセダンの250 Aパッケージが289万8000円、クーペの370GT Type SPが501万9000円。