インドのタタモータースは5日、『インディカビスタ』の「コンセプトS」を初公開した。スポーツハッチバックを提案するコンセプトカーだ。
インディカビスタは、昨年1月のデリーモーターショーでデビュー。小型ハッチバック車で、どちらかといえば実用性に重点を置いたモデルである。
そんなインディカビスタのスポーツバージョンが、コンセプトS。アルファンソオレンジのボディカラーにダークシェードルーフを組み合わせ、専用前後バンパーやルーフスポイラー、ディフューザーでアグレッシブな雰囲気に変身した。
室内はエボニーブラックを基調に、ブラックレザーシートを装備。エンジンはガソリンの「サファイア」とディーゼルの「クアドラジェット」の2ユニットを搭載する。
コンセプトSの市販に関して、タタからアナウンスはないが、かつて日本でホットハッチが人気となったように、インドでもこの種のスポーツ仕様が受け入れられる可能性はありそうだ。