GMは6日、GMCブランドのコンセプトカー、『アーバンユーティリティコンセプト』のティーザー写真を公開した。
このコンセプトカーは「エフィシエント、コンパクト、ファッショナブル」をテーマに開発。現行GMCブランドのラインナップは、中大型SUV&トラックが中心だが、同車がブランド初の小型モデルとなる。
GMはこのコンセプトカーを、日産『キューブ』、サイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)などの小型トールワゴン市場に投入。若い世代を取り込みたい考えだ。
GMが公開した写真は2点。フロント部のアップと、中型SUV『テレイン』&サイオンxBとの室内寸法比較図だ。フロントマスクは、GMC車に共通する力強いイメージを強調。室内寸法比較図からは、ボディサイズはサイオンxBとほぼ同じで、ボクシーなフォルムを生かして、前席、後席ともに高い居住性を実現しているのが確認できる。
日本車への対抗心が込められたGMCのコンセプトカー。11日に開幕するデトロイトモーターショーで、その実像が明らかになる。