【CES 10】キア UVO は2010年第3四半期より投入…マイクロソフトCEO

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6日、2010 International CESキーノートスピーチの先陣を切るのはマイクロソフト(MS)。このスピーチで、同社CEOのスティーヴ・バルマー氏は韓国キアに搭載するテレマティクスプラットフォーム「UVO」を2010年第3四半期に投入することを明らかにした。

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午後6時30分のスタート直前、ステージ中央に置かれていた3台のデモ用PCの電源が入らず、スタッフが慌てて対応。このため定刻より約20分遅れの6時50分過ぎにバルマー氏が登場した。

スピーチ冒頭は、直近にリリースした各種製品の紹介。Windows Mobile6.5搭載の通称「Windows Phone」や、オーディオ・ビデオプレーヤーの『ZuneHD』、昨年秋の販売以来、好調な販売をつづけている「Windows7」、そして自動車メーカーと共同開発した車載向け情報端末だ。

このうちMSの車載端末プラットフォームについては、フォード「SYNC」、フィアット「Blue&Me」に続いて「Microsoft Auto」を採用し、前日5日(現地)に発表されたばかりのキアの「UVO」をPRした。UVOは、MSの音声認識を利用したアクセシブルなナチュラルユーザーインタフェースが特長で、バルマー氏によれば2010年の第3四半期よりSUV『ソレント』などに搭載予定という。ただ、今回のスピーチでは実車が登場したりデモを披露するということはなく、簡単な紹介にとどまった。

スピーチではWindows7とXBOX360に多くの時間が割かれた。XBOXについてはディスプレイ下に設置するカメラと動体センサーによりユーザーの動きを認知して画面上に反映させる「プロジェクト・ナタル(Project Natal)」を2010年のホリデーシーズン投入を明らかにした。他にも「Xbox Live」で旧世代機のゲームソフトをオンラインダウンロードできる「Game Room」をはじめとして、検索エンジン「bing」の地図機能、『Office2010』のドキュメント共有機能、hpの薄型タブレットPC『Slate PC』などについての紹介もおこなわれた。

《北島友和》

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