菅直人副総理が財務相に就任

自動車 社会 政治
撮影=中島みなみ
撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

体調不良を理由に辞任した藤井裕久氏の後任に、菅直人副総理が財務大臣に就任した。

7日午後、初登庁後に臨んだ就任会見で菅氏は、「私は10数年前、厚生大臣になったときも申し上げたが、大臣というのはその役所の代表ではなく、国民が役所に送り込んだ国民の代表である」と切り出し、「財務省の代表となるという前に、国民の代表として財務省に、この役所が国民のために働く役所であるようにということで、そういう役目として大臣に就任した」と宣言した。

これまで菅氏は4つの役職を兼務していた。
(1)副総理
(2)国家戦略局担当大臣
(3)内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)
(4)内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)

7日からの役職は3つ。
(1)副総理
(2)財務大臣
(3)内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)

国家戦略局担当大臣は、仙石由人行政刷新担当大臣が兼務し、仙石氏の補佐役に枝野幸男元政調会長が首相補佐官として起用された。枝野氏は鳩山内閣行政刷新会議の「事業仕分け」の統括役として活躍した。

また、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)は川端達夫文部科学大臣兼務する。

菅氏が財務大臣を兼務し、新しい閣僚の補充がないため、鳩山内閣は発足100日余りにして閣僚が1人減ったことになる。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る