警視庁年頭部隊出動訓練 早朝に敢行

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機動隊は行進の先頭に立った。写真は第2方面機動隊(撮影=中島みなみ)
機動隊は行進の先頭に立った。写真は第2方面機動隊(撮影=中島みなみ) 全 5 枚 拡大写真

警視庁は、8日早朝、年始恒例の年頭部隊訓練を、東京都新宿区の明治神宮絵画館前で実行した。

車線規制と通行止めされた会場周辺には、午前7時前から警察官約2700人が集結。訓練には車両140台、ヘリコプター7機も投入され、米村敏朗警視総監がその様子を巡視。一般にも公開された。

訓練は警視庁部隊による隊列行進。機動隊を先頭に、官邸警備隊や女性警察官部隊、警察犬部隊、騎馬隊が30分以上途切れなく整列行進を続けた。投入された車両は、交通機動隊のマツダ『RX-8』やスズキ『GSF1200P』、ホンダ『VFR800P』などおなじみのパトカー、白バイのほか、爆発物や生物・化学兵器の処理をする特殊車両、テロ対策車、災害時などに使用する重機などが披露され、航空隊のヘリコプター7機が上空を編隊飛行し、行進の最後を締めくくった。

サイドカーに掲げられた警視総監旗のすぐ後をオープンカーに乗って現れた米村警視総監は、「APEC首脳会議等の警備諸対策をはじめ、重要未解決事件の解決、振り込め詐欺等の撲滅対策、違法サイト対策、規範意識向上に向けた万引き対策の推進など、多忙を極める1年となることから、職員ひとり一人がその使命、本分を自覚し、社会における安全・安心を確実なものとするため、決意を新たにする必要がある」と、整列の中、緊張感のあふれる職員を前に訓辞した。

《中島みなみ》

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