米国ホンダ、現地生産比率が過去最高…09年実績

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アコードクロスツアーの製造ライン
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米国ホンダは8日、2009年に米国で販売された新車に占める現地生産比率が、83.8%と過去最高に達したことを明らかにした。

ホンダは現在、北米に7拠点の完成車工場を持つ。その内訳は、米国が4、カナダが2、メキシコが1だ。生産車種は15車種に上る。ホンダブランドでは、『シビック』『アコード』『CR‐V』『パイロット』『オデッセイ』『エレメント』『リッジライン』などを、アキュラブランドでは、『TL』『ZDX』『RDX』『MDX』を生産している。

2009年のホンダの米国新車販売は、前年比19.5%減の115万0784台。このうち、北米7工場で生産された車種が占める割合は83.8%と、過去27年で最高の比率に達した。

またホンダは1987年から、北米から世界100か国以上に向けて輸出を開始。2009年は約2万7000台を出荷しており、累計輸出台数は96万台に到達している。

ホンダは1996年以降、米国販売に占める現地生産比率を75%以上に保ってきた。米国ホンダの岩村哲夫社長は、「今後も80%台の現地生産比率を維持していきたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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