【デトロイトモーターショー10】タタ ナノ、米国で公開へ

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タタ ナノ
タタ ナノ 全 10 枚 拡大写真
インド・タタモータースの子会社、タタテクノロジー社は、14日の15時から米国デトロイトのサイエンスセンターにおいて、『ナノ』を公開すると発表した。

ナノは、全長3100×全幅1500×全高1600mmの4ドアコンパクト。エンジンは新開発624ccの2気筒ガソリンをリアに搭載、後輪を駆動する。最大出力は35ps/5250rpm、最大トルクは4.9kgm/3000rpm。トランスミッションは4速MTだ。

このエンジンはわずか600kgのボディには充分なスペックで、0-60km/h加速8.3秒、最高速105km/hを実現。環境性能も高く、燃費はインド国内ガソリン車で最高の23.6km/リットル。CO2排出量はインドでは最も少ない101g/kmを達成した。インドの排出ガス基準、BS-IVにも適合している。

ナノは7月からインド国内で納車開始。ドアミラーやワイパーは運転席側にだけ装備するなど、徹底的にコストを削減することで、11万2735ルピー(約21万7000円)からの価格を実現。世界に衝撃を与えた。

ナノは、2009年3月のジュネーブモーターショーで欧州デビューを飾ったが、今度はデトロイトで米国公開。ジャーナリストにナノの実車に触れる機会を設ける。ただし、「試乗は不可」というのが残念なところだ。

《森脇稔》

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