【新聞ウォッチ】“氷河期”より厳しい大学就職内定、自動車会社は不人気

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年1月15日付

●VW国内でHV発売(読売・8面)

●ガソリン価格4カ月ぶり上昇(読売・8面)

●大学就職内定最低73.1%先月時点、前年より7.4%減(朝日・1面)

●住友化学、LED照明発売へ(朝日・12面)

●「アイ・ ミーブ(i-MiEV)」増産、三菱のEV本格量産も1年前倒し(毎日・8面)

●グーグル、天安門など「タブー」解禁(産経・2面)

●09年中古車販売、31年ぶり低水準(東京・8面)

●ベアゼロ方針を決定春闘自動車総連、5年ぶり(東京・8面)

●企業強さの条件:「三菱」それぞれの道(日経・1面)

●ロシア新車販売49%減、昨年(日経・7面)

●ホンダやSME子会社、放送事業参入へ(日経・11面)

●会社研究:ホンダ、小型車・二輪、強さ多重構造(日経・15面)

ひとくちコメント

凍てつくほどの冷え込みはこの冬一番の大雪に見舞われた北陸地方ばかりではなかった。今春卒業予定の大学生の就職内定率が、昨年12月1日時点で前年同期より7.4ポイント低下し、73.1%に止まり、文科省が調査を開始した1996年以降、過去最低で下落幅も過去最大となったという。

きょうの各紙が取り上げているが、なかでも朝日は1面トップで「2000年前後の“就職氷河期”より厳しい雇用状況が改めて浮き彫りになった」と報じている。このうち、大学生男子は前年同期比7.4ポイント低い73.0%、女子は73.2%で7.3ポイント低下。特に私立大の女子は9.5ポイント低い69.0%で、大学の中で就職内定率が最も低かったという。

そんな中、情報サイトの「みんなの就職活動日記」が実施した2011年度新卒就職人気企業ランキングが発表されたが、総合順位で1位は全日空,2位が伊藤忠商事、3位が三井物産と続くが、自動車関連ではトヨタ自動車が55位、ホンダが72位で、日産自動車やスズキなどは100位以内にも入っていなかった。理系でもパナソニックが1位、ソニーが2位だが、トヨタは15位、ホンダは18位だった。若者のクルマ離れは“就活”の人気ランキングにも顕著に現れているようだ。

《福田俊之》

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