アウディはEVスポーツカー『eトロン』を出品。2009年のフランクフルトショーに出品されたモデルから進化を遂げ、ボディサイズは全長3930×全幅1780×全高1220mm、ホイールベース2430mmで、前回よりもひと回りコンパクトになった。2430mmのホイールベースは、ベースとなった『R8』よりも220mmも短い。
モーターはリアアクスルに2個と、前回の合計4個から半減。そのスペックは最大出力204ps、最大トルク270kgmに抑えられる。
また今回、駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」から、リアドライブ方式へ変更。新たに後輪の左右でトルク配分ができる「トルクベクタリング」を採用した。車両重量は前回よりも250kgも軽い1350kgに仕上げられ、0-100km/h加速5.9秒、最高速200km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。