ジネッタ G40…英国製軽量レーシングカー

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G40
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英国のGINETTA(ジネッタ)社は14日、英国バーミンガムで開幕した「オートスポーツ国際レーシングカーショー」において、『G40』を発表した。4月に英国で開幕するワンメークレースで使用される。

ジネッタは1958年、英国に設立された老舗メーカー。現在はヨークシャーを拠点に、ロードカーやレーシングカーを生産している。2008年のロードカー『G50』に続いて、同社の最新レーシングカーとして開発されたのがG40だ。

G40は、フォード製の1.8リットル直列4気筒「Zetec」エンジンをフロントに搭載。最大出力は150ps程度に過ぎないが、850kgという軽量ボディと組み合わせることで刺激的な走りを実現する。0-100km/h加速は6.5秒、最高速は225km/hだ。トランスミッションは5速MT、駆動方式はFRである。

安全装備などは、すべてFIA(国産自動車連盟)のレギュレーションに適合。例えば、ロールケージはFIAの基準の約50倍もの強度を持たせているという。

G40は、わずか26台を生産予定。4月からBTCC(英国ツーリングカー選手権)のサポートレースとして開催される「2010ジネッタジュニア選手権」に出走する。価格は2万4950ポンド(約370万円)だ。

ジネッタのLawrence Tomlinson会長は、「G40は最高の多様性を備えたレーシングカー。4月に開幕するジネッタジュニア選手権が楽しみ」とコメントしている。

《森脇稔》

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