新日鉄エンジニアリング、アスベスト無害化技術を実証

自動車 ビジネス 企業動向
シャフト炉式ガス化溶融炉
シャフト炉式ガス化溶融炉 全 2 枚 拡大写真

新日鉄エンジニアリングは19日、同社が開発したアスベストの溶融無害化処理技術がシャフト炉式ガス化溶融炉特有の二重シール受入システムと高温溶融処理がアスベストの無害化に有効で、周辺環境にも影響を与えない安全な処理方式であることを実証したと発表した。
 
今回の実績に基づき、新日鉄グループの北九州エコエナジーは、2009年12月28日に、特別管理産業廃棄物の廃石綿や産業廃棄物である石綿含有産業廃棄物の処分業許可を取得した。
 
同社は、このシャフト炉式ガス化溶融炉を活用して、これまでも可燃ごみのほか焼却灰、リサイクル残渣、下水汚泥、フロン、埋立処分場の堀り起こしごみ、ASRなどの適正処理、リサイクルを行ってきた。
 
今回の北九州エコエナジーのアスベストに関する処分業許可取得を機に、シャフト炉式ガス化溶融炉の特長を生かし、処理困難物の処理に困っている顧客にリサイクルソリューションを提供するとともに、埋立処分場の極小化など廃棄物に関する社会ニーズに積極的に取り組んでいくとしている。

【画像全2枚】

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る