トミカ40周年、富山社長がトミカの歴史を振り返る

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T君、山口智充さん(40周年イメージキャラクター)、富田社長
T君、山口智充さん(40周年イメージキャラクター)、富田社長 全 5 枚 拡大写真

今年40周年を迎える『トミカ』。1月18日に「TOYフォーラム2010」で行なわれた記者発表会で、タカラトミー 代表取締役社長・富山幹太郎氏は、これまでの歴史を振り返った。

国産ミニカー「トミカ」が誕生したのは、いまから40年前の1970年。当時は外国製のミニカーが多く輸入されており、日本の子供は『マッチボックス』や『コーギー』、『ホットウィール』などの外国車のミニカーで遊んでいたそうだ。この様子を見たトミー2代目社長が、「日本の子供たちになじみが深い“国産車”のミニカーで遊んでもらいたい」と立ち上がった。

ダイキャストの加工技術を海外から学びながら、ミニカーの工場建設からスタート。当時の苦労はそうとうなものだったそうだ。しかし、丁寧な物作りを続けているうちに徐々に商品が認知されるようになり、たった6車種から開始したトミカは、現在800車種まで増えている。さらに、現在はブランド力を使って絵本やDVDなど、ミニカー以外の商品開発も行なっている。

会見の最後に富山社長は、「安全で安心して遊べるミニカーを提供し続けたい。私の夢はトミカを世界中の子供たちに遊んでもらうこと」と語った。

《佐藤隆博》

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