日本鉄鋼連盟が20日に発表した2009年12月の鉄鋼生産は、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材の全てが前年同月比で増加した。
銑鉄生産は684.4万t、前年同月比11.9%増となり、2か月連続でプラスとなった。12月の高炉稼働基数は前月と同様34基中26基だった。
粗鋼生産は895.1万t、同19.6%増加となり、2か月連続で増加し、5か月連続で800万t台を上回った。
鋼種別生産では、普通鋼が704.4万t、同18.5%増、特殊鋼が190.7万t、同24.0%増となり、普通鋼が2か月連続増、特殊鋼が14か月ぶりの増加となった。
熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は782.2万t、同24.5%増と、15か月ぶりにプラスとなった。