英国からワイルドキャット…超スパルタンなオフロードマシン
モータースポーツ/エンタメ
モータースポーツ

QTサービス社が開発したオフロード専用車のブランド名がワイルドキャット。今回のショーで披露されたのは、その最新作だ。
『500DKR』は、シリーズの頂点に立つオフロードレーサー。エンジンはジャガー製の4.0リットルV8で、最大出力285ps、最大トルク41.5kgmを引き出す。足回りや室内は、レースにそのまま出走できる仕様に仕立てられており、そのプロトタイプ車は、エジプトのウェスタン砂漠で開催されたラリーで、3位入賞を果たしている。
500DKRの下に位置するのが、『400NSR』。英国やフランスで行われるクロスカントリー選手権イベント参加を想定したモデルだ。さらに入門車として、公道走行が可能な『300STR』が設定される。
QTサービス社のデーブ・マーシュ代表は「ワイルドキャットの開発は、冒険のように楽しい。3車種のポテンシャルの高さを体感してほしい」とアピールしている。
《森脇稔》