新日鐵とテノックスの杭工法、プロロジスパーク舞洲IVに採用

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新日本製鐵とテノックスは、共同開発した拡大根固め杭工法である「TN-X工法」が大型物流倉庫プロロジスパーク舞洲IVプロジェクトで採用された。

2010年度は新たに評定を取得したφ1400の大径TN-X工法で、この杭径の鋼管杭拡大根固め杭工法が採用されたのは国内で初。

新日鉄とテノックスは、TN-X工法について2005年6月に杭径φ600 - 1200までの国土交通大臣認定を取得し、2005年度の初採用以来、2009年12月までに鋼管杭7万t超の受注を獲得している。

今回採用が決まったのは、2009年3月に追加したφ1200 - 1400までの最大杭径。

TN-X工法は、拡翼/縮翼可能な掘削ヘッドにより杭先端に築造した拡大根固め球根と鋼管杭が一体として鉛直荷重に抵抗することで、高い鉛直支持力が発揮できる中堀り杭工法のひとつ。高い支持力を発揮するため、杭本数を低減させた経済設計や工期の短縮が図れる。

両社は、TN-X工法の特徴である経済性、環境性能をアピールして大型倉庫や総合病院、大学などを中心に適用拡大を図っていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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