富士火災、AIGグループが筆頭株主に

自動車 ビジネス 企業動向

富士火災海上保険は、AIGグループを割当先とする第三者割当増資により新株式を発行すると発表した。

AIGの子会社チャーティス・ノンライフ・ホールディング・カンパニー(ジャパン)を割当先として新株式1億5697万6000株を発行する。発行価格は1株当たり86円で、富士火災は134億9993万6000円を調達する。

富士火災は株主資本に占める繰延税金資産の割合が高く、ソルベンシー・マージン比率も同業他社と比較して低位の状況にある。ソルベンシー・マージン比率は改定が検討されており、改定後に同社のソルベンシー・マージン比率の低下が見込まれる。他社との競争力を高め、経営の安定化を図るため、第三者割当増資で資本を増強する。

調達資金は、全額運用資産に組み入れ、リスク性の低い金融投資で資産運用を図り、資本の充実により、財務基盤を増強する。

第三者割当増資後、AIGグループであるチャーティス・ノンライフ・ホールディング・カンパニー(ジャパン)は富士火災への出資比率が36.47%となり、オリックスを抜いて筆頭株主となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る