トヨタ シエナ、米国で生産開始

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シエナが米インディアナ工場で生産開始
シエナが米インディアナ工場で生産開始 全 2 枚 拡大写真

TMMI(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ)は20日、北米専用ミニバン、新型『シエナ』の生産を開始した。

シエナは『カムリ』のプラットホームを使って開発されたFFミニバン。3代目は2009年11月のロサンゼルスモーターショーでデビューした。ボディサイズは、全長5085×全幅1986×全高1750mm、ホイールベース3030mmの堂々サイズで、日本向けの『アルファード』(全長4850×全幅1830×全高1890mm、ホイールベース2950mm)よりも、ひと回り大きい。

新型は2列目シートがキャプテンタイプか否かで、7名乗りと8名乗りを設定。室内長を先代比で50mm以上拡大したおかげで、さらにゆとりが向上した。シートは長距離ドライブでの快適性を重視した設計。7名乗りの2列目キャプテンシートは585mmの前後スライド機構、8名乗りの2列目シートは中央席の脱着機構と、多彩なシートアレンジも自慢だ。

エンジンは3.5リットルV6(266ps)と2.7リットル直4(187ps)の2ユニット。トランスミッションはマニュアルモード付き6速ATだ。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、3.5リットルが市街地7.65km/リットル、高速10.2km/リットル、2.7リットルが市街地8.1km/リットル、高速11km/リットルである。

新型シエナは、米国インディアナ工場(TMMI)で生産。同工場は2009年10月、北米専用SUVの『ハイランダー』が生産車種に加わったばかりだ。他にフルサイズSUV、『セコイア』を製造している。

新型シエナは2月、北米市場で販売開始。TMMIのウィル・ジェームズ上級副社長は、「最高品質のミニバンを顧客にお届けする」と自信をのぞかせている。

《森脇稔》

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