VW商用車世界販売、08年比20.7%減…09年実績

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フォルクスワーゲン商用車部門は20日、2009年の世界販売の結果を明らかにした。総販売台数は35万4770台で、2008年比は20.7%減と後退した。

欧州では25万8002台をセールス。商用車市場が32%の大幅マイナスとなる中で、前年比を22.2%減に食い止めた。地元ドイツでは12万3676台を販売し、商用車メーカーの平均前年比11%減に対して、0.9%減に抑えている。

車種別では、『キャディ』が前年比7.7%減の13万9826台をセールス。『T5』シリーズ(『トランスポルター』『カラベル』『マルチバン』『カリフォルニア』を含む)が、34.4%減の11万6503台でこれに続く。『クラフター』は33.1%減の3万3903台だ。

ブラジル製のLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)の『サベイロ』は、2008年比6.1%減の3万6953台、『T2』は1.6%減の2万7468台。ブラジル市場の伸びを背景に、落ち込み幅を最小限とした。

フォルクスワーゲン商用車部門のステファン・シャーラーCEOは、「2010年は新型ピックアップトラック『アマロック』など、新型車を投入する」と語り、販売回復に期待を寄せている。

《森脇稔》

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