【アウディ A5スポーツバック 日本発表】美しいクルマを描くということ

自動車 ニューモデル 新型車
A5スポーツバック
A5スポーツバック 全 6 枚 拡大写真

アウディジャパンは13日、『A5スポーツバック』を日本で発表し同日発売した。A5スポーツバックは3つの異なるニーズ(クーペのスタイリッシュさ、ワゴンの機能性、セダンの居住性)を1台のボディで実現するという、新しい価値観を持ったモデルだ。

アウディではこのモデルを「スタイリッシュ4ドアクーペというポジショニングで位置づけています」とアウディジャパン商品企画部長、野田一夫さんは話す。

野田さんは、A5スポーツバックの特徴は3つあるという。「1つめは素晴らしいデザインと機能性を高い次元でバランスした新しい価値観、2つめは、セグメントにおいてベンチマークとなりうる高い環境性能、最後はアウディの強みである洗練されたスポーティな走りです」。

そのデザインについて、アウディAG、B/Cプラットフォーム、エクステリアプロジェクト担当のセザール・ムンタダ氏は、「スタイルの差別化では、アウディ全体の中で、『Q5』、『Q7』など“スポーティブレジャー”、『A4』、『A6』のセダンなど“スポーティブラグジュアリー”、『R8』など“スポルティブパワー”の3つに大きく分かれます。そしてA5スポーツバックは“スポーティブラグジュアリーとスポーティブパワーとの間に位置付けられます」と話す。

そして、ムンタダ氏は「時間をかけてプロポーションをデザインしました。プロポーションを正しく描くということはつまり、美しいクルマを描くというところにつながるのです」という。

また、「ルーフラインをクーペと比較すると、全く違う曲線を描いています。ルーフラインを延長しながらも非常に美しい流れを描いているのです。実車を見てみると、本当にクーペの要素を持ちながらも同時に多様な機能性(居住空間など)をカバーしてることが分かるはずです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る