不審車両追跡のパトカー、出会い頭衝突を起こす

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21日深夜、兵庫県播磨町内の国道250号で、不審車両を追跡中のパトカーが赤信号で交差点に進入した際、青信号を遵守して進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。双方のクルマは小破。人的な被害は無かったが、不審車両は逃走している。

兵庫県警・明石署によると、事故が起きたのは21日の午後11時30分ごろ。これより5分前の午後11時25分ごろ、明石市魚住町清水(N34.42.34.0/E134.54.13.4)付近の国道2号をパトロールしていた同署・地域2課のパトカーが、前方で蛇行運転を繰り返す不審な乗用車を発見。飲酒運転の疑いがあることから停止を命じた。

クルマはこれを無視して逃走。パトカーは約3kmに渡って追跡したが、播磨町南大中3丁目(N34.43.7.7/E134.52.24.3)付近の国道250号で、逃走するクルマに続いて赤信号の交差点に進入した際、右方向から青信号を遵守して進行してきた別の乗用車と出会い頭に衝突する事故を起こした。

この事故で双方の車両は小破。乗用車を運転していた18歳の男性にケガはなかった。追跡対象の車両は事故の混乱に乗じ、現場からそのまま逃走している。

現場は片側2車線で見通しの良い交差点。警察はパトカーを運転していた44歳の警部補から事情を聞いている。当時はサイレンと赤色灯を使用。交差点進入直前にアナウンスで注意喚起していたが、交差道路を進行してきた男性はこれに気づかなかったという。

《石田真一》

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