住友金属と住友商事、バルト海パイプラインの鋼管を受注

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パイプ敷設
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住友金属工業、住友商事は26日、Nord Streamからバルト海を通じロシアとヨーロピアン・ユニオンを結ぶ天然ガス海底パイプラインである「Nord Streamパイプライン」向け内外面コーティング付き大径溶接鋼管を受注したと発表した。契約金額は9100万ユーロ(約118億円)。

プロジェクトは約1220kmのパイプラインを2本、バルト海の海底に敷設するもので、今回内定した鋼管はライン2に使用される。

受注した大径溶接鋼管は、Nord Streamパイプラインに使用されるため、高強度で厚肉など、技術的要求が厳しい。ライン1用の入札では日本勢は敗退したものの、今回の入札では、世界トップレベルの技術力、大型パイプラインプロジェクトへの多数の供給実績にもとづく信頼性が評価され、受注できたとしている。

今回の受注の内容は、内外面コーティングを施した後、ドイツ、フィンランドへのデリバリーが必要で、厳格な納期管理を含めた、住友金属、住友商事のプロジェクト遂行・管理体制も評価されたと見ている。

《レスポンス編集部》

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