【e燃費プレミアム】使い方はかんたん、QRのみ

エコカー 燃費
使い方
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新サービス「e燃費プレミアム」は燃費をはじめさまざまな走行データを、高精度で収集。オンラインで的確なエコドライブ診断を受けられるのが特徴だ。

まずは、エンジンや変速機、エアコンなどの車両情報を、クルマを制御するコンピュータ(ECU)から読み取るエコドライブ端末「燃費マネージャー」を装着する必要がある。

端末の接続は至って簡単である。まず、クルマにe燃費特別モデルの燃費マネージャーを装着する。接続はクルマのハンドル下にある整備用のOBD2端子にカプラーを差し込むだけ。情報だけでなく、電力も端子から取るため、配線の新設など煩わしい作業はいっさい必要ない。

クルマの管理も簡単。エンジンをOFFにすると、燃費マネージャーのディスプレイにQRコードが表示される。それを携帯電話で読み取り、e燃費プレミアムにアクセスするだけで情報送信が完了する。QRコードは愛車のECU情報を暗号化したもの。QRコードで運ばれたECU情報はe燃費サーバで解読され、燃料噴射量、走行距離、エンジン回転数、アクセル開度、エアコン情報などとともにユーザーのe燃費サイトに格納される。

楽しみは愛車情報を知ることだけではない。エコランをさまざまな角度から評価し、5つ星で評価するシステムも持つ。

評価は2つのエコドライブ分析グラフと、10項目のエコドライブ評価によって行う。リッター何kmといった絶対値ではなく、会員間で比較する相対評価。5つ★が与えられるのは参加者の上位7%と、なかなか狭き門。全国の仲間とエコドライブバトルを楽しむこともできるのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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