【JNCAP】衝突の瞬間、乗員の体は浮き上がる

自動車 テクノロジー 安全
JNCAPオフセット衝突(2)
JNCAPオフセット衝突(2) 全 6 枚 拡大写真

独立行政法人の自動車事故対策機構(NASVA)は20日、茨城県つくば市内にある日本自動車研究所(JARI)の衝突試験場において、2009年度後期分の自動車アセスメントを実施。その模様を報道陣に公開した。

午前中に行われたのはオフセット前面衝突試験。今年度からは後部座席に成人女性を模したダミー人形をシートベルト着用状態で乗せ、後部座席における傷害値の計測を実施するようになった。

カウントダウンの後に牽引機のスタートボタンが押され、64km/hの速度で引っ張られたトヨタ『マークX』がアルミハニカムバリアに衝突するまでは約13秒。クルマが目視できる状態になってから衝突までは約1.5秒の時間しかない。

この動画はカシオ『エクシリムEX-FC150』で、240fps(240コマ/秒)に設定して撮影。

JARIがオフィシャル記録用として使っているハイスピードカメラの価格は数百万円といわれる。もちろん画面サイズや撮影コマ数ではまったく太刀打ちできるものではないが、市価3万円程度のカメラでもここまで撮れるようになったことに驚かされる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る