凍結路面でスリップしたトラック、対向車と正面衝突

自動車 社会 社会

2日未明、栃木県宇都宮市内の国道4号を走行していた普通トラックが中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ進入。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。この事故で普通トラックの運転者が死亡。大型トラックの運転者も軽傷を負っている。

栃木県警・宇都宮東署によると、事故が起きたのは2日の午前2時25分ごろ。宇都宮市石井町(N36.32.22.1/E139.56.21.6)付近の国道4号を走行していた普通トラックが中央分離帯を乗り越え、対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

普通トラックは運転席部分が大破。さくら市内に在住する40歳の男性は近くの秒意へ収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。大型トラックを運転していた宮城県石巻市内に在住する47歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側2車線の直線区間。中央分離帯の高さは約30cmだった。調べに対して大型トラックの運転手は「対向車線から相手のトラックが飛んできた。ブレーキを踏む間もなかった」などと証言しているという。警察では普通トラックが凍結路面でスリップし、コントロール不能の状態で対向車線へ逸脱したものと推測している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る