スーパーボウル、ヒュンダイがCM…Big Voice in Big Place

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ヒュンダイは米国最大級のCMスポット、スーパーボウルに3年連続でのスポンサーすることを発表した。

2月7日は、2年連続となる「キックオフショー」をはじめ、新型『ソナタ』を中心に新型『ツーソン』など8回のスポットCMを放映。2010年のスーパーボウルで最も露出が多いスポンサーの1つとなりそうだ。

「キックオフショー」は試合直前の北米東海岸時間7日18時00分から放映され、同番組内で3種類のスポットCMを放映する。最も重要な試合中のCMは2回。第1クォーターと第2クォーターで30秒スポットが流される。

第1クォーターのCMタイトルは「ペイント」で、2月に北米で発売となる新型ソナタの14工程にも及ぶ丁寧なペイントをクラシックのピアノソナタをバックに放映し、最後に「メルセデスベンツ『CLS550』より高いクオリティのペイント」の文字が現れるという趣向。

第2クォーターのCMタイトルは「10Years/Favre」。2020年の「未来」MVPとしてミネソタバイキングのブレット・ファーブル選手が表彰されるシーンが流れ、「10年後は誰にも判りませんが、あなたのヒュンダイは保証でカバーされているでしょう」という「ヒュンダイの10年10万マイル保証」を紹介する。

北米ヒュンダイのマーケティング担当副社長のジョエル・エワニックは、「スーパーボウルはフットボールの大きなイベントですが、それだけではなく最も重要な広告のためのショーケースでもあるのです。アメリカで約9500万人の視聴者が目にするのですから。2008年と2009年のスーパーボウルで放映した新型『ジェネシス』と『ジェネシスクーペ』は高い関心を集めました。我々は2010年のスーパーボウルでのキャンペーンを、歴史上もっとも重要な2011年型の新型ソナタに集中させています」とコメントを寄せている。

今回のスーパーボウルへのスポンサードはヒュンダイの「Big Voice in Big Place(大きな場所で大きな声を)」という広告戦略に基づくもので、ヒュンダイは積極的に宣伝効果の高いスポーツイベント、エンターテイメント授賞式や屋外のビデオボード設置している。スーパーボウルのCMの他、3月7日に行われるアカデミーショー授賞式でも、自動車メーカーとしての単独スポンサーを務め、8回のスポットCMを放映する予定だ。

北米市場で好調なヒュンダイ。スーパーボウルのキックオフを弾みに、新型ソナタのキックオフも成功させたいところだ。

《ケニー中嶋》

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