未来のベントレー、英国芸術院生がデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
デザインスタディ
デザインスタディ 全 5 枚 拡大写真

ベントレーは1日、英国RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)の院生がデザインした4台のコンセプトカーを披露した。

RCAは1837年、ロンドンに設立。世界唯一、そして最高峰のアート&デザイン専門大学院で、多くの優秀な人材を輩出してきた。ベントレーは、RCAとコラボレーション。自動車デザインを専攻する院生18名が、「未来のベントレー」をテーマに、半年以上の歳月をかけて、意欲的な作品作りに取り組んだ。このプロジェクトには、ベントレーのトップデザイナーで、新型車『ミュルザンヌ』を手がけたRaul Pires氏も参画した。

ベントレーは18台の中から、優秀作品4台を選出。すべての作品に共通するのは、最新デザインソフトを使い、エアロダイナミクス性能を徹底的に追求している点だ。コンピューター上で風洞実験を繰り返すなどして、空力性能を磨き込んでいる。

ドイツ出身のDavid Seesing氏は、急進的デザインのベントレーを提案。韓国生まれのBora Kim氏は、使用目的に応じてエンジンが選択できるベントレーを設計した。スウェーデン出身のMarten Wallgren氏は、未来の『コンチネンタルGT』を提示。フィンランド生まれのMikka Heikkinen 氏は、インパクトの強いハイパフォーマンスなベントレーを目指した。

ベントレーのRaul Pires氏は、「4台の作品は、ひと目でベントレーと認識でき、なおかつ先進性や高性能さも表現されている」と高く評価。今後、4名の中から2名を選出し、ベントレーのデザインスタジオで半年間、インターンとして実地研修を行うことが決定している。未来のベントレーは、ここから生まれるのだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る