豊田トヨタ社長会見、大量リコール受け「グローバル品質特別委」設置

自動車 ビジネス 企業動向
豊田章男社長
豊田章男社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は5日夜、名古屋市で緊急会見し、一連のリコール問題について「複数の地域、複数の車種でリコールが発生し多くのお客さまにご心配、ご迷惑をおかけしお詫び申しあげます」と陳謝した。

【画像全2枚】

そのうえで豊田社長は顧客第一主義と、現地現物主義を改めて徹底し「各地域で信頼を回復するよう努力したい」と表明した。信頼回復に向け、「グローバル品質特別委員会」を設置、世界全地域での品質活動を推進する計画を明らかにした。

同委員会は、豊田社長を委員長に、今回のリコールに至った要因の検証、各地位での顧客からの技術関連情報の収集強化などを進める。また外部の専門家による同社の品質管理の評価などにも取り組む。

豊田社長は同日の緊急会見について、これまでは「社内で一番詳しい人が説明するよう指示してきたが、私のクルマは大丈夫かと心配されている方に申し訳なく私が出席した」と説明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  3. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  4. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  5. ホンダ『WR-V』に「ADVエディション」、新グリルにオレンジアクセントが映える…インド発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る