ボルボ C30、大胆にイメージチェンジ

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C30 マイナーチェンジ(写真は欧州仕様)
C30 マイナーチェンジ(写真は欧州仕様) 全 6 枚 拡大写真

ボルボカーズジャパンは8日、3ドアハッチバック『C30』の2010年モデルを2月20日より発売すると発表した。斬新なパッケージングはそのままに、フロントマスクのデザインを大幅に変更、よりスポーティな顔つきとし、他モデルとの差別化を図る。

C30はボルボのラインナップの中で最小、最軽量のエントリーモデル。独創的なガラス製リアハッチを持つデザインと、200万円台からという求めやすい価格を特徴とする。2007年に初めて日本に導入され、デザイン性や個性を求める層を中心に、昨年末までに約2400台を販売している。

今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクからフロントフェンダーまでを含めた大幅なイメージチェンジを実施。従来の長方形のヘッドライトは「切れ長」のものに変更され、よりスポーティな顔立ちとなった。フロントグリルはハニカム形状のパターンを採用し、最新ボルボ車に共通の大型エンブレムが装着される。

インテリアでは、エスプレッソ/ブロンドの新たな組み合わせを設定。また新色としてクランベリーの本革シートを採用する。ボルボ車のインテリアの特徴のひとつである「フリー・フローティング・センタースタ ック」には、スウェーデンのギターの表面加工の独特な色合いを再現した「オイスター・バースト」をオプションとして設定する。

そのほか、新色として「オレンジ・フレーム・メタリック」と「ライムグラスグリーン・メタリック」を追加した。

また、新たなスポーツシャシーを採用しスポーツ性能を高めた「R-デザイン」グレードも設定する。「T5 R-デザイン」は、2.5リットル5気筒ターボエンジンを搭載し、230ps・320Nmを発揮。スプリング強度の向上や独自のモノチューブ式ダンパー、18インチアルミホイールの採用などにより、ハンドリング性能を大幅に向上させたとしている。多数のスポーティな専用装備もR-デザインの特徴だ。

価格は、2.0リットルエンジンと6速デュアルクラッチミッションを搭載する「C30 2.0e アクティブ」が295万円。「C30 T5 R-デザイン」が389万円。

《宮崎壮人》

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