英国ロータスカーズは1日、『エヴォーラ』を使用したチャリティイベント、「60:60チャレンジ」に協賛すると発表した。
これはボブ・チャンピオンがん撲滅財団と共同開催するもの。英国内の60サーキットを60日以内に回り、各サーキットで寄付を募り、がん撲滅活動や落馬で怪我を負った騎手を救うための基金に役立てる。
ロータスはこのイベントに協賛し、エヴォーラをボブ・チャンピオン氏に貸与。同氏は4月18日、英国アスコットサーキットを出発し、6月16日、再びアスコットサーキットに戻ってくる。60サーキットを巡る約1万6000kmの旅を、エヴォーラがサポートする。
エヴォーラは、2008年のロンドンモーターショーでデビュー。ミッドシップの2+2シーターという独自性を発揮するスポーツカーで、エンジンはトヨタ製3.5リットルV6(280ps)を搭載する。2009年、日本上陸も果たし、850万5000円からの価格で販売中だ。
各サーキットでは、入場料を含めて50ポンド(約7000円)からの寄付を募集。さらに1枚10ポンド(約1400円)の抽選くじを販売し、国際競馬レース「2011ドバイワールドカップ」の観戦ツアーなど、豪華景品が用意される。
ボブ・チャンピオン氏は、「60日以内に60サーキットを巡るツアーは、まだ誰も成し遂げていない。チャリティに最適のイベント」と、意気込みを語っている。