トヨタ、リコール作業は40分 2月10日から

自動車 テクノロジー 安全
手振りを交えて説明する豊田章男社長(9日)
手振りを交えて説明する豊田章男社長(9日) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車で品質保証を担当する佐々木眞一副社長は9日の会見で、新型『プリウス』をはじめとする4車種のリコールについての概要を発表した。

同社は9日午後1時20分(日本時間)、日米同時に当局にリコールを届け出た。国内の新型『プリウス』についてのリコール開始は2月10日から、最寄りのディーラーで実施する。

修理の作業時間は40分程度。ABSシステムのプログラムの書き換えで対応する。対象ユーザーには、購入販売店から9日からリコール対象車であることの通知を始める。

豊田章男社長は「たいへんお手数をかけ申し訳ありませんが、お買い上げの販売店よりまもなくご連絡申し上げます。お客様の都合ですみやかに修理していただきたくことが、信頼回復の第一歩だと考えております」と話した。

なお、販売店での対応が10日から始まるのは新型『プリウス』が先行する。『プリウスPHV(プラグインハイブリッド)』『SAI』レクサス『HS250h』については、準備が整い次第、回収修理を実施する。国内の対象車両は4車種、約22万3000台。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る