シトロエン DS3 日本公開…導入スケジュール

自動車 ニューモデル 新型車
DS3
DS3 全 6 枚 拡大写真

シトロエン『DS3』の日本導入スケジュールが発表された。本年5月にはホモロゲーション作業が全て終了するので、その段階で正式に価格や仕様などが発表されるという。

それに先立ち3月から先行予約販売を実施。これは推奨するローンチパッケージモデルをいくつか提供し、その中から選んでオーダーしてもらうというもの。

それによって、「発表会が終わった後すぐに納車が可能となります。そのあと、それ以外の組み合わせ仕様は受注生産という形で4か月から5か月お待ちいただくケースや、在庫の中で選んでもらうケースもあるかもしれませんが、通常の販売体制になっていきます」とプジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部商品企画グループの関博幸さんは話す。このローンチパッケージは発売直後の期間だけのもので、それ以降の購入は出来ないという。

またローンチパッケージは、「なるべく早くお客に届けたいというのが設定する理由のひとつ。それと、我々が考えるベスト、あるいは乗ると楽しいと思ってもらえる仕様を提供するのがもうひとつの理由です」という。

先行予約販売の受付はシトロエンのウェブサイトで行い、購入希望者に関してはウェブサイトに登録をして、販売店で商談をしてもらうようになる。

DS3の今年の販売台数は600台。関さんは「数を売るというよりもお客の要望に答えながら、いままでとは違う“Different Spirit”のもと、お客様の満足を高めつつ我々のブランド価値を高める責任を担っている商品なのです。そういったことで、大事に売って行きたいなと思っています」とDS3に対する思いを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る