料金所跡の台座に衝突、運転者死亡---シートベルト未着用

自動車 社会 社会

8日夜、神奈川県横浜市戸塚区内のスーパーマーケット駐車場で、場内を走行していた乗用車が出口付近の路外にあるコンクリート台座に衝突する事故が起きた。クルマを運転していた83歳の女性は胸部や腹部を強打したことが原因で死亡している。

神奈川県警・戸塚署によると、事故が起きたのは8日の午後8時10分ごろ。横浜市戸塚区吉田町(N35.24.20.3/E139.32.32.5)付近にあるスーパーマーケットの駐車場で、場内を進行していた乗用車が出口付近にあるコンクリート製の台座に衝突した。

クルマは中破。運転していた83歳の女性はシートベルト未着用だったため、胸部や腹部を強打。救急車への収容時点では意識があったが、病院到着後に急変。まもなく死亡している。

現場は地上駐車場の出口付近。クルマが衝突したコンクリート製の台座は、かつて料金所の建物があった場所に残されていた。料金所が撤去されてからは約10年。軽微な接触事故はこれまでにもあったが、死亡事故に至ったのは今回が初という。女性は救急隊員に対して「あそこにああいうもの(台座)があるのは衝突して初めて知った」と話していたようだ。

警察ではシートベルト未着用だったことが受傷を拡大させる原因になったとみて、事故の詳しい状況について調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
  4. スズキ『ジムニー』が40万円以上もアップ リセールバリュー白書2025
  5. 【トヨタ カローラクロス 新型試乗】“クラスの水準の上”をいく快適な走りがさらに進化…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る