日産 リーフ、米国納車は12月から

エコカー EV
リーフ
リーフ 全 6 枚 拡大写真

北米日産は11日、新型電気自動車『リーフ』の販売方式を明らかにした。第1号車は12月に納車される予定だ。

画像6枚:日産 リーフ

新型リーフは2009年8月に公開。ひと目でEVとわかる専用ボディに、専用パワートレイン&プラットホームを採用。モーターは最大出力108ps、最大トルク28.5kgmで、前輪を駆動。2次電池はラミネート型の小型リチウムイオンバッテリーで、蓄電容量は24kWh。最高速140km/h、最大航続距離160kmという実用性を備える。

充電はフロントノーズのソケットにプラグを差し込んで行い、家庭用200Vコンセントと急速充電器の2種類に対応。充電時間は200Vが約8時間。急速充電器なら約30分で80%までチャージできる。1回の充電での最大航続距離は160kmを確保した。

北米日産は今回、リーフの販売方式を公表。専用ウェブサイトに登録した顧客を対象に、4月から予約を受け付ける。予約預かり金は100ドル(約9000円)だ。8月から正式な受注をスタート。日産が先行販売エリアに指定したカリフォルニア州ロサンゼルスとサンディエゴ、ワシントン州シアトル、オレゴン州ポートランド、アリゾナ州ツーソンの5都市では、第1号車が12月に納車される予定だ。

すでに北米日産は、「リーフ・ゼロエミッションツアー」を開始。全米24都市、63か所を3か月かけて回り、リーフのPRを行っている。専用ウェブサイトには、約5万人が登録。価格発表は4月だが、関心の高さをうかがわせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  4. 財務省“EV狙い撃ち”…重量に応じた「EV新税」車検時に上乗せ[新聞ウォッチ]
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る