【シカゴモーターショー10】ホンダ オデッセイ 次期型…デザイナーも欲しくなる

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダ オデッセイ
ホンダ オデッセイ 全 14 枚 拡大写真

米国ホンダは10日、シカゴオートショーで『オデッセイコンセプト』を発表した。

お披露目されたのは北米専用ミニバン『オデッセイ』の次期モデルのデザインコンセプト。2008年と2009年の北米ベストセラーミニバンである『オデッセイ』は、アメリカでデザイン、開発、生産される純アメリカ製ミニバンだ。

ホンダR&Dアメリカのデザイナー、キャタリン・マテイ氏にデザインコンセプトについて聞いた。

「これまでもオデッセイを乗り継いできた自分自身が、次に欲しくなるミニバンをデザインしました。従来通りの使い勝手が良く広いインテリア空間はそのままに、新たにスポーティーなテイストを取入れました」

「エクステリアデザインの特徴は、AピラーとDピラーを寝かせ、キャビン後方をテーパー状に絞り込んだ流れるようなフォルムです。3列目部分のサイドウィンドウ部分を下げた独特の『ライトニングボルト(稲妻)ベルトライン』は、新型オデッセイのサイドビューのアクセントになるだけでなく、サードシートに子供が座った時に、子供視点で外が良く見えるという実用効果もあります。サードシートということでは、スライドドアのレールを従来モデルと同じ低い位置にすることで3列目のショルダースペースを確保したのも、気にかけたポイントのひとつです」

「これまで以上に快適に過ごせる室内空間を維持しつつ、キャビン後方を絞り込むスポーティなフォルムを作り上げることができました。従来モデルの角ばったいわゆるミニバンスタイルとはうって変わった外観デザインは、ヤングファミリー層をも視野にいれたものです」とのこと。

今回発表されたオデッセイ・コンセプトの基本デザインはほぼ変更なく今秋発売となる2011年型『オデッセイ』に踏襲される見込みで、今回は内装や動力性能等のスペックは公表されなかったが、エンジンは3.5リットルV6を継承するものとみられる。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る