【VW シロッコR 試乗】スポーツ感は ゴルフ 以上…島崎七生人

試乗記 輸入車
シロッコR
シロッコR 全 4 枚 拡大写真

『ゴルフ』同様、『シロッコ』にも登場した高性能バージョンの「R」。もともとモダンで独創的な外観スタイルは、インテーク部分の占有面積が大きい専用バンパーなどで、精悍さをプラス。

低く身構えるフォルムは、18インチのタイヤ&ホイールで仕上げられた。室内はオーセンティックな味もあるバケット風シートがムードを盛り上げる(実際のホールド感も実にいい)。

インパネは、センターパネルや空気吹き出し口のまわりが、ありがちなシルバーではなく、艶アリのブラックで加飾された点に大人びたセンスを感じる。メーター指針はR専用のブルーで実にクール。

搭載エンジンは2リットルTSIだが、専用チューン出256ps/33.7kg-mの高性能を実現。これに6速DSGが組み合わせられ、低速からハイエンド領域まで、意のままの胸のすく走りが楽しめる。乗り心地もいい。

ゴルフとは、2WDであることと、ワイドトレッドであることが違いだが、スポーツしている実感、手応えがよりストレートなのが、シロッコRのキャラクターだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より「GOLD CARトップ・ニューカー速報」の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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