高速道路の対面通行区間で正面衝突 7人死傷

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14日夜、鳥取県伯耆町内の米子自動車道で、対面通行区間を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車側の5人が死傷。ワゴン車側の2人も重傷を負った。

鳥取県警・高速隊によると、事故が起きたのは14日の午後9時40分ごろ。伯耆町金屋谷(N35.21.4.1/E133.27.20.1)付近の米子自動車道で、対面通行区間の上り線を走行していた乗用車が下り線側へ逸脱。下り線を順走していたワゴン車と正面衝突した。

双方のクルマは大破。乗用車に乗っていた21歳の男性3人が全身強打でまもなく死亡。他の2人も骨折などの重傷を負った。ワゴン車を運転していた島根県松江市内に在住する50歳の男性と、同乗していた49歳の女性も骨折などの重傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

現場は片側1車線の直線区間。乗用車に乗っていたのは大阪府枚方市内にある大学に通う男性たちで、鳥取県内のスキー場から大阪方面へ帰る途中だったとみられる。警察では居眠り運転の可能性が高いとみて、運転者の特定を進めている。

《石田真一》

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