「新型車積極投入でブランド認知に注力」…GMアジア・パシフィック・ジャパン 新社長が会見

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2010年1月に、ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GM APJ)のリック・ブラウン前社長の後任として就任した石井澄人社長が17日、都内で会見をおこない、就任の抱負と販売施策について説明した。

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石井社長はGM APJの前身である日本GM時代からの生え抜きで、米国のGM本社でも「サターン」ブランドプロジェクトへの参画、サービス部門担当も歴任。GM APJでの前役職はアフターセールス本部長で、輸入・販売事業の車両点検業務センターコールセンター等の統括を担当した。

石井社長はプレゼンテーションで、チャプター11申請後のGM本社の状況に触れ、「昨年後半よりGM本社は好調に推移している。2010年に入ってからも引き続き好調で、1月は対前年同月比で14%増を記録した。日本でも先頃導入したCTSワゴンをはじめとしてCTSクーペやSRXといった新商品の投入、デジタル・アナログ両面での既存車種の魅力アピールを積極的におこないたい」と述べた。

また、ブランド認知については特にこれまで米国車に対して興味を持つことがなかった層に対しても積極的にマーケティングしていくことを強調。Webソーシャルメディアの活用なども視野に入れて取り組んで行くとした。

また、販売台数についてはリック・ブラウン前社長が明言した「2011年に2500台の販売台数」は堅持していくことも改めて明らかにした。プラグインハイブリッド車『ボルト』の輸入時期については、「(GM本社では)ボルトは北米以外の地域への輸出を検討しており、もちろん日本もその候補地域のひとつだが、いつ導入するかといったことはまだ未定」と述べるにとどまった。

《北島友和》

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