トヨタ、各地域に品質特別委員を配置

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トヨタ自動車は2月17日、品質向上対策として各地域で顧客の声に耳を傾けるため、各地域の品質特別委員「チーフ・クオリティ・オフィサー」を新たに任命し、「グローバル品質特別委員会」を構成する。第1回の委員会は3月30日に予定しており、検討した内容は外部の専門家によるチェックも実施する。

さらに各地域の顧客の声をより早くダイレクトに、品質本部・開発本部に伝え、品質改善に結びつける仕組みを強化するため、まずは米国で技術分室を増強して情報収集の網の目を細かくし、24時間以内に現地に向かい、一件一件調査できる体制を目指す。

さらにアクセルとブレーキが同時に踏まれた際に、ブレーキが優先される機能「ブレーキ・オーバーライドシステム」を今後世界で生産する全てのモデルに順次導入する。

このほか、従来から搭載しているイベント・データ・レコーダー(EDR)を不具合が起きた際の技術的な調査や、修理に必要となる情報として積極的に活用していく。

《レスポンス編集部》

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