前方の信号に気を取られ、手前で横断の歩行者見落とす

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15日夕方、長崎県南島原市内の国道251号で、道路を横断していた82歳の女性が進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察では運転していた73歳男性の前方不注視が事故の主因とみて、調べを進めている。

現場は片側1車線の直線区間。女性が横断を開始した地点には横断歩道や信号機はなかった。調べに対して男性は「前方(衝突地点より約50m先)にあった信号機に気を取られ、その手前で横断してきた人の存在の気づかなかった」などと供述しているようだ。

長崎県警・南島原署によると、事故が起きたのは15日の午後6時55分ごろ。南島原市深江町丙(N32.42.45.4/E130.21.6.9)付近の国道251号で、道路を横断していた82歳の女性に対し、左方向から進行してきた軽乗用車が衝突した。

女性は近くの病院に収容されたが、骨盤骨折などを起因とした多発性の外傷性ショックが原因で16日未明に死亡した。警察ではクルマを運転していた西有家町に在住する73歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

警察では男性が信号を注目するあまり、女性が横断を開始した対向車線側の様子を注視していなかった可能性が高いとみている。

《石田真一》

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