明電舎、太陽光発電パワーコンディショナの新シリーズを開発

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明電舎は17日、太陽光発電用パワーコンディショナの新シリーズの開発、販売を開始すると発表した。

同社はこれまで、大容量パワーコンディショナ『SUNGENECシリーズ』を販売してきしたが今回、新たに欧州やアジア、中東の標準規格であるIEC規格にも対応した世界最高水準変換効率の『SPシリーズ』を開発した。太陽光発電所としてのシステム効率のアップに寄与する。低日射時でも97.8%の変換効率を達成しており、低緯度から高緯度まで幅広いエリアで高効率運転を実現する。まず250kWシステムの販売を開始する。

国内に加えて、旺盛な導入が続いている欧州や、急速に市場が拡大している中国、今後の拡大が期待できるアジア・中東向けにも展開していく予定。

一方、同社は独立行政法人の新エネルギー産業技術総合開発機構が稚内で行っているメガソーラ実証検証プロジェクトに参画しており、今回このSPシリーズを採用した世界初の「1メガワット・パッケージシステム」を開発し、同プロジェクトに納入した。

1MWパッケージシステムは、250kWパワーコンディショナ4台に制御システムと変圧器を1つのパッケージに集約し、直接6kV配電線に接続できるシステム。

《レスポンス編集部》

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