バンクーバー五輪の開会式にも出演していた1997年ワールドチャンピオンのジャック・ビルヌーブが2006年以来となるF1復帰に向けてステファンGPと交渉中であることを明かしている。
「もし彼らの参戦が決まれば、絶好のチャンスだと思う。(ステファンGPは)バーニー・エクレストンからのサポートも受けているし、トヨタから買い取った知的財産がある。実現すれば新チームの中では最強になるだろう」
「チームオーナーのステファノビッチもプロジェクトを非常に真剣に捉えているのが分かるよ。僕には新しいチームに必要なものが分かっているから、多くのことをチームに授けることができると思う。レースに勝ったことも、チャンピオンシップも制した経験もある。それがGP2からやってきたばかりの若手ルーキーと違うところかな」とビルヌーブ。
「38歳になった今でも自分にはできることがある」と自信を持って語っている。