【ジュネーブモーターショー10】マセラティ クアトロポルテ にアワードエディション

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マセラティ クアトロポルテ スポーツGT アワードエディション
マセラティ クアトロポルテ スポーツGT アワードエディション 全 6 枚 拡大写真

マセラティは22日、『クアトロポルテ』のトップグレード、『スポーツGT S』に「アワードエディション」を設定した。3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表される。

スポーツGT Sは、2009年1月のデトロイトモーターショーで発表。「クアトロポルテS」の4.7リットルV型8気筒エンジンをベースに、排気システムの効率化などのチューニングを受け、最大出力は10psプラスの440psに向上。パドルシフト付きの6速ATはプログラムを変更し、さらに素早いシフトチェンジを可能にした。専用サスペンションによって足回りも強化。日本には2009年8月に上陸し、価格は1695万円だ。

マセラティは今回、スポーツGT Sに「アワードエディション」を投入。現行クアトロポルテがデビューしてからの6年間に、世界14か国で56もの賞に輝いたのを記念した特別仕様車である。

外観は、専用色のゴールドがかったパールメタリックグレーで塗装。サイドエアベントやグリル周りは、光沢クロームで仕上げられた。ダークグレー塗装の20インチアルミホイール、「マルチトライデント」は、サテンフィニッシュとなる。

ブレンボと共同開発した世界初の「ポリッシュドキャリパー」も採用。鏡面仕上げのブレーキキャリパーが、特別なモデルであることを主張する。

インテリアは、イタリアの高級ブランド、「ポルトローナ・フラウ」が手がけたレザーやアルカンターラをふんだんに使用。ブラッシュアルミのドアシルプレートやピアノブラックパネルもあしらわれる。トランク内も、レザー製サイドポケットや専用ブラックトリムで仕上げるこだわりぶりだ。

アワードエディションは、3月のジュネーブモーターショーで正式発表された後、今年後半に欧州市場で発売。なんともエクスクルーシブなクアトロポルテの誕生だ。

《森脇稔》

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