[動画]マクラーレン MP4-12C、最新プロトタイプが疾走!

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MP4-12C
MP4-12C 全 6 枚 拡大写真

英国マクラーレンオートモーティブが、2011年初頭に発売予定の新型スポーツカー、『MP4-12C』。マクラーレンは23日、最新プロトタイプモデルのテスト映像を公開した。

MP4-12Cは、マクラーレンがF1参戦から得たノウハウを注入して開発したスーパーカー。ミッドシップに置かれるエンジンは、独自開発のM838T型3.8リットルV型8気筒ツインターボで、最大出力600ps、最大トルク61.2kgmを引き出す。このエンジンは、ドライサンプオイル潤滑システムを採用し、車体中央の低位置へマウントされる。

MP4-12Cのハイライトが、「カーボンモノセル」。これは、市販車としては世界初のワンピース構造のカーボンファイバーセルだ。キャビンを取り囲む強固なカーボンセルは、F1マシンと同じ考え方で、単体重量はわずか80kgという軽量さを誇る。

トランスミッションは、パドルシフト付きの7速2ペダルMT。動力性能は公表されていないが、0 - 100km/h加速は3秒台前半、最高速は320km/hオーバーと予想される。これは、ライバルのフェラーリ『458イタリア』の0-100km/h加速3.4秒、最高速325km/hと同等だ。

マクラーレンは今回、最新プロトタイプのテスト映像を公開。マクラーレンによると、最初のプロトタイプと比較して、エンジンマネジメント、トランスミッション、冷却システム、サスペンションなどの設定が変更されているという。スペインの公道やテストコースを疾走するMP4-12Cの映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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