【ジュネーブモーターショー10】ロータスの小型ハイブリッド、プロトンが採用

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ロータスが開発した小型・軽量なハイブリッドシステム
ロータスが開発した小型・軽量なハイブリッドシステム 全 2 枚 拡大写真

英国ロータスカーズの関連会社、ロータスエンジニアリングは22日、新開発ハイブリッドシステムの概要を明らかにした。3月2日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、マレーシア・プロトンのコンセプトカーに搭載されてデビューを飾る。

ロータス製ハイブリッドを搭載するプロトンのコンセプト

プロトンは1983年、マレーシアに設立。当時のマハティール首相は国産車構想を掲げており、それに従って誕生した国策自動車メーカーだ。三菱自動車との関係が深く、1993年に三菱『ランサー』(4代目)をベースにした『ウィラ』を発売して大ヒット。1996年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスを傘下に収めるなど拡大路線に転じ、世界累計販売は300万台を突破している。

すでにプロトンは、今年のジュネーブに、小型ハイブリッドのコンセプトカーを出品すると発表。デザインは、ジョルジェット・ジウジアーロ氏が1969年に設立したイタルデザインに依頼。車名は公表されていないが、ボディは5ドアハッチバックで、全長は3550mm。欧州Aセグメントのボディサイズで、Dセグメントに匹敵する室内空間を実現しているという。

このコンセプトカーのハイブリッドシステムを、ロータスエンジニアリングが開発する。基本はモーターのみで走行するEV。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、充電容量が少なくなると、発電専用の1.2リットル直列3気筒ガソリンエンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。

この1.2リットル直列3気筒エンジンは、昨年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたもので、「ロータスレンジエクステンダー」と呼ばれ、シリーズハイブリッド車への搭載を想定したコンパクトエンジンだ。シリンダーヘッドとブロックを一体成型しているのが特徴で、オールアルミ製としたこともあり、単体重量は56kgという軽さ。燃料はガソリンだけでなくエタノールやメタノールにも対応する。ロータスが公表した写真からは、非常にコンパクトなエンジンが確認できる。

ロータス、イタルデザイン、プロトンの3社合作となるハイブリッドコンセプト。AセグメントのボディサイズでDセグメントの室内空間を実現できたのも、ロータスの小型エンジンに負う部分が大きいといえそうだ。

《森脇稔》

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